木材利用システム研究会の公式ホームページです。木材利用システム研究会は、木材産業のイノベーションによって木材需要倍増を目指して、研究会やシンポジウム、講習会などを開催しています。ホームページのメニューとして、研究会の活動、お知らせ、会員について、入会手続き、会則、理事等一覧、お問い合わせ、資料として、会員専用ページ、過去の記録、関連リンクがあります。トップページには最新情報や更新情報が更新され、この他に、木材をもっと身近に感じてもらうために、木力検定や木ここち心理テストがあります。2011年6月に開設されたばかりのホームページです。
このページは、世界の樹木について国際自然保護連合(IUCN)のデータを参照・引用し、日本語にまとめられているのでとてもわかりやすい内容のサイトとなっています。検索方法はフレームを使うものと通常のリンクで利用するものの2通りです。カテゴリーで分けられているのはそれぞれの樹木の絶滅度合いを示しています。ここでは学名での検索となり、「世界の有用樹木7800種」のように性質などのリストはありません。科名は英名・和名が掲載されており、その他にも学名や基準の解説が掲載されています。
「平井先生の樹木と木材の研究」のページでは、その名の通り東京大学名誉教授の平井信二先生の樹木と木材についての研究をまとめたサイトとなっています。様々な植物について「属」の単位でカテゴリー別に掲載されています。マンゴー属やオリーブ属など、1つのカテゴリーを複数に分割したものもあるので、大きく分けられた内容であっても読みやすい内容となっています。フレームを利用するかどうかを選んで閲覧する事が可能です。
京都大学名誉教授の今村祐嗣先生の研究成果を取り上げた情報発信のページです。今村先生は木材の保存やシロアリの研究では特に有名です。同サイトでは、今村先生のこれまでの研究成果の他、先生のコラムも多数掲載されています。掲載されているコラムはタイトル別に一覧として検索する事ができるので、自分の興味のあるタイトルから好きなものを選んで読むことができる。私のオススメは「音と匂い」です。シロアリについて書かれたこのコラムは、木材の劣化診断についても少し触れられています。百種類ほどあるコラムはそれぞれ読みやすい量で書かれているので、ブレイクタイムとして利用すると良いと思います。
その名は「彗星夢雑誌(すいせいゆめそうし)」。幕末の知識人羽山維碩(いせき)が民衆や日本の「情報」をまとめたものです。全116冊、ページ数は実に1万3千を超えるという膨大な資料を、子文書のまま掲載しています。1枚1枚丁寧に撮影されたところを見ると、サイトの作成者の地道な苦労が目に浮かびます。この彗星夢雑誌に関連して、本サイトでは現代の人々が羽山維碩という人物をどのように捉えているのか、その一例が掲載されています。宮地正人さんの「羽山から教えられた事」。是非、一読してみてはいかがでしょうか。
仏像と木材に関するホームページです。日本全国にある木でできている仏像がどのような樹木で作られているのかを知ることができます。のサイトは中川木材産業が運営する木のポータルサイトである木の情報発信基地の中にあります。県別、樹種名別に調べることができます。また、樹種解説のリンクへもつながっています。所在地、寺社、像名(作者名)が掲載されています。県別のところをクリックしていくと、木製の仏像がない県がいくつがあったのに驚きました。今まで日本の全都道府県に当たり前のようにあると思っていました。
「今は昔…」と言えば「竹取の翁という者ありけり」と答える人は少なくないだろう。しかし私はこう答える。「今は昔…山林労働者の知識ありけり」と。古代の人々の森林伐採技術について記したサイトがこの「今は昔、山林労働者の知識」です。今ではチェーンソーなどの発明により樹木の伐採は非常に容易なものとなりましたが、昔は樹木一つ切るのにもある程度の知識と体力が必要だったのです。しかし、そんな限られた道具の中で、人々は様々な伐採技術を開発し、立派な建物を建て、豊かな生活を得てきました。「温故知新」という言葉があるように、先人たちの伐採技術から学ぼうというサイトです。各項目は文書の多い少ないはあれど、どれもこれも読んで損はなしという口重くばかりです。
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